寒さも本格的になり、明け方のどが痛くなったりする季節となりました。
そんなときのお助けアイテムがズバリ!加湿器ですね。
毎年欠かせない生活家電となっています。
当たり前のなのですが、加湿器は「水」を使っているので「カビ」とは切っても切れない関係です。
きちんと手入れしているつもりでも、いつの間にか繁殖してしまったり
お風呂のように赤いヌメリが発生していたり…
今回はカビの除去と対策をまとめましたのでやらかした!!!
という方や今後対策したい方はぜひ参考にしてください。
加湿器がカビ臭い!?どうしてこうなった!
加湿器にカビが発生する理由は様々かと思いますが、考えられる原因としては
定期的なお手入れ不足や、1週間以上水を入れたまま放置したなどですかね。
シーズン終了後きちんと水を切らなかったため、必要な時期に取り出したら
ビックリ!!!なんてことも珍しくないパターンかと思います。
そんな状態でポリ袋などに入れて保管し、梅雨時の湿気の強い押し入れなどで
眠っている間カビが繁殖したと思うと…想像しただけで恐ろしいですよね。
クリーンな加湿器を使用するために次の章ではカビ除去の説明をしていきます。
加湿器のカビを除去する
分かりやすいように箇条書きにしてみました。
★バケツや洗面器にクエン酸を、水に対して濃度0.5%~1%程度入れ溶かす。
(メーカーによっては5%までOKなところもあるので取説を要確認)
・水タンクに★を少量注ぎしっかり振り洗いする。
・フィルターを溶かした★にしっかり浸す。
・トレーなど外せるパーツを★で漬け置きし固めのブラシを使用して掃除。
・ピンクヌメリ(カビではなくロドトルアという酵母菌)が発生していたら、
消毒用エタノールを吹きかけ擦り拭う。
・各々の掃除が終わったらセットし試運転する。
・臭いが取れない場合は、重曹を1%溶かした水に浸す。(水タンク、フィルター、トレー全て)
◎クエン酸を使用した箇所は必ず水道水でしっかりすすぎましょう。
◎できれば直射日光が当たらない場所で、きちんと乾燥させることをおすすめします。
◎メーカーによっては交換用フィルターを別売りしています。落ちない場合は買い替えをしましょう。
◎全体的に落ちないほどカビが繁殖していた場合は、残念ですが本体ごと買い替えましょう。
※加湿器には超音波式、スチーム式、気化式、ハイブリッド式など色々な種類があります。
値段、電気代、お手入れ頻度などメリット・デメリットがあるので注意しましょう。
加湿器のカビ対策
加湿器にカビが生えないようにするには、面倒ですが定期的なお手入れですね。
水タンクは毎日、少量の水を入れて蓋をし振り洗いを。
ズボラさんがやってしまいがちですが、水を継ぎ足して使用するのはやめましょう。
本体は2週間に1度のペースでクエン酸でのお手入れをしましょう。
(多くのメーカーでは上記を推奨していますが、必ずお使いの取扱説明書の確認を)
水道水にはミネラルが含まれるため、白い汚れ(カルキ)が付着していきます。
クエン酸はカルキ取りにも有効な優秀さんなのです。
どうしても汚れが落ちにくいときは台所用の中性洗剤を薄めて使用し、洗った後は必ず
洗剤分が残らないようしつこいくらいにすすぎましょう。
まとめ
心配なのは部屋にカビの粒子が撒き散らされ、健康に害を及ぼすのではないかということ。
特にお子様がいる家庭では懸念されますよね。
最近では加湿器を利用することによって適度な湿度を保ち、インフルエンザなどの
ウィルスを浮遊させないための対策に利用されることも多いです。
健康を維持するためのアイテムが健康を害するものになっては本末転倒です。
厳しい冬を健康に乗り越えるため購入した加湿器。
正しいお手入れ方法で長く使えるようにしたいですね。